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日記より抜粋のコネタ



もし…先週のアニナルで、滝ツボ近くの水面で踊っていたのがネジきゅんだったら。
それも、我らが想像した(妄想した?)ヒナタ様の全裸シーンと同様に、ネジきゅんも全裸で回天の修行をしていたとしたら…。

そんな…ちょっとした疑問のもとにコネタ(…if)を書いてみました。
ちょっとォ下劣なので、下なネタに嫌悪感を覚える方はスルーの方向でお願いします。









 * * *


微香虫の探索及び、捕獲任務初日の夜。
日中の疲れが出ているのだろう。
ヒナタの隣で横になっているシノや、キバ、ナルトもぐっすりと眠っている。
寝静まったテントの中で、ヒナタは周囲を窺いながらそっと寝袋から抜け出した。 
気配を押し殺し、足音を忍ばせながら緊張した様子でその場を離れる。
ヒナタは、テントからある程度の距離を取るとホッと息を吐き出した。

「……ふうっ。誰も起こさなかったかな?」

心配そうに後ろを振り返ってみたが、テントの方角から目立った気配の変化はなかった。
ヒナタが、こんな夜更けにテントを抜け出した理由。
それは、日中…移動に時間を割かれてできなかった修行をする為であった。
自らに課した鍛錬の修行メニューを、たとえ任務中であろうと欠かすつもりはなかった。
もしヒナタが鍛錬したいと言えば、きっと疲れていても皆して修行につきあってくれるのだろうが、それでは申し訳ない。
それに、汗ばんだ身体のニオイも気になっていたので、水浴びもしたかったのだ。



ヒナタは、静かに足音を忍ばせながら、就寝する前に見つけた滝壺まで歩いていく。

「……そろそろかな?」

歩きなれぬ森の夜道だったが、枝から漏れる月明かりが、ヒナタの視界を助けていた。
ほどなくして、木々の隙間から滝の流れ落ちる水音が聞こえてきた。

「……アレ?」

周囲の視界が開けた瞬間、ヒナタは自分の目を疑った。
ゴウゴウと荒々しい音を発てる滝壷とは別に、もうひとつの音がする。
それは、明らかに川の流れとは異なる音だった。

パシャ… パシャリ…

月明かりの下、薄暗い川面の上に揺れるような影がひとつ。

「人?」

ヒナタは、茫然と呟いた。
自分と同じように、こんな夜更けに水浴びをしにきた人物がいる。

…水浴び?

ヒナタの思考は、驚きのあまり一時停止していた。
ただひたすら目を丸く見開いて、水面を舞うように動く人影に心奪われていた。
ヒラリと二の腕が弧を描く度に、静かに水しぶきが上がる。
水の玉が、月の光りに反射してキラキラと周囲を彩り、腰まで伸びた長い髪が、身体の輪郭を隠すようにサラリと空中へ舞う。

まるで、夢物語にでてくる水の精のようだった。

「綺麗…」

ヒナタは、魅入られたままホウッと溜息を吐く。

「でも、こんな場所で……誰だろう?」

ふとした疑問はムクムクとヒナタの心に好奇心を芽生えさせた。

「……えっと、『白眼!』」

夜の暗がりが手伝ってか、いつになく大胆な行動にでたヒナタは、日向のお家芸である遠視術を使った。

「………っ」

日向の白眼の前では、相手との距離も、夜の闇も問題ではなかった。
そして、ヒナタが、ハッキリとした視界の先で見つけた人物は……。

「ネ…ネジ兄さん!!?」

動揺のあまり、上擦った声がヒナタの唇から漏れる。

ありえない人物が、ソコにいた。

しかも、水浴びついでに回天の修行をしていたのだろう。
フワリと柔拳特有の構えをとっていた。
長い髪が邪魔をしていたが、腰を低くし、両足を肩幅ほどに広げる姿勢。
微妙に、両足の付け根辺りに…何かもうひとつの影が…。
信じたくはなかったが、白眼が見間違えるはずはない。
ヒナタは、パクパクと呼吸も忘れて硬直していた。
どこからどう見ても、ネジであった。
それも、見事な『全裸』である。
ようするにすっぱだか……上半身はもとより、下半身もすっぽんぽんのフル○ン姿…。 




停止していたヒナタの脳に、一気に血が駆け巡る。

「あっ…うっ…うう…」

言葉にならない呻き声。
プシューと湯気が上がる勢いで、ヒナタの顔や首筋どころか、全身の皮膚がそれは見事なほど真っ赤に染まった。

「……うっ、きゃあああああ!!!!!」

気が付けば、身を隠している事も忘れて、ヒナタは咽喉も張り裂けんばかりに叫んでいた。




* * *



そんなオチ。
どんなオチだよ! というツッコミは、そっと心の隅に置いて速やかに忘れて下さい(遠い目)
いやーなんかね。
ネジとか男性陣が、フ○チンで回天したらば、下半身の状態ってどうなるのかね〜? と連れ合いと語らったのが敗因ですかな。
「きっと、回天してる時は遠心力で一方向に引っ張られて、回天が止まったらば、バチンともう一方に跳ねるんじゃないか?」
という会話がなされていたとか、
「なんたって天才ネジきゅん。抜群のチャクラコントロールで、常にピィー(警告音)状態とか?」
なんて会話が日常的になされているだなんて……ふっ腐ってるな。
下ネタ大好きでごめんなさい。(爽やかな笑顔)




2005年08月23日(火)




すいぞくかん 水乃えんり 筆
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